踏んだり蹴ったり

ついこの前11月になったところなのに、もう12月が始まろうとしている。光陰矢の如し。

同じようなことを前々回くらいの記事にも書いたような気がするが、気にしないことにする。

 

タイトルにもあるとおり、今月は本当に踏んだり蹴ったりという言葉がぴったり当てはまる1ヶ月だった。

母親の離婚宣言に始まり、愛犬の死、将来への不安 (これは常にだが今月は特にひどかった)、皮膚の荒れ、体重の増加、街を歩くカップル などなど、私の精神をズタボロにする出来事の連続だった。

つらさで頭がおかしくなりそうでほぼ毎日泣いていたが、なんとか落ち着いてきたのでこうしてブログを書いている。

 

今回は23日(金)に妹の彼氏とご対面してきたので、その日のことを書くよ。事前情報として、妹は神戸に住んでいる18歳の美少女大学生で、その彼氏 (Iとする) は東京に住んでいる22歳の韓国人留学生である。アクセントなどはたどたどしいが、日本語はかなり話せる。

では、いってみよう。

 

 

 

妹から、11時半に三宮集合と言われていたのでほぼ予定時刻どおりに集合場所に到着した。Iは、前日から妹の家に泊まりに来ていたらしい。少し遅れると言われていたので、その場で待つことにした。

しかしこの日はまあまあの寒さだったためか、急に便意を催してきた。駅にいたのでトイレならどこにでもあったとは思うのだが、何を思ったかもうすぐ来るかもしれないから我慢しようと判断した。やはり、漏れそうな時の人間は冷静になれないのだな と再認識した。

 

結局2人が来たのは11時50分頃だった。改札から出てきた妹を見つけた私は、便意に耐えながら手を振った。妹がこちらに気づき、歩いてくる。

その後ろにIがいた。The韓国人って感じの顔面だった。これは韓国自体をdisっているわけではなく、本当にそうだったのだ。韓国人のお手本か?みたいな絵に描いたような韓国顔で、あまりの衝撃に便意も消失してしまった。

申し訳ないが、私からしたら恋愛対象外だ。セックスするのも厳しいかもしれない。これは別に韓国という国を嫌っているからとかではなく、単純に顔が無理だった。

 

お互い軽く自己紹介をして、ランチを食べるためにイタリアンビュッフェのお店に向かった。前日に予約をしておこうと思ったら何故かできなかったので満席なのかもしれないとは思ったが、近くにいくつか別の候補のお店もあったのでとりあえず行ってみることにした。

目的のお店に入ると、40代くらいのダンディなおじさんが出迎えてくれた。普通に空いていたので、そこで食事を摂ることにした。そのおじさんが席に案内してくれて、システムの説明もしてくれた。説明を終えると「こんな感じですが大丈夫ですか?」と微笑みながら確認してきて、なんだかフレンドリーなおじさんだなと思った。店員というより親戚のおじさんみたいだった。

このお店はメイン料理を2品選んで、それ以外のサラダ、パン、ピザなどは食べ放題というシステムだった。ドリンクバーもついていた。

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これはメイン料理の写真。私は鯛のフリットと、温泉卵と生ハムにジェノベーゼソースをかけたやつ (名前忘れた) を選んだ。

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これは食べ放題の料理の写真。おぼんに乗っているのが食べ放題の料理である。

とても美味しかったが、Iが終始妹に触ろうとしては怒られていたのでIに少し殺意が湧いた。まあ、妹のことが本当に好きそうなことは伝わってきたのでとりあえず許す。

食べ終わったので店を出ようかという時に妹がトイレに立ったので、Iと2人きりになってしまった。Iが気を利かせて話しかけてくれたが、Iが片言なのと私の耳が遠いのとが相まって聞き取れなかった。結局3回くらい聞き返してしまい申し訳なかったので、私は耳が遠いから日本人と話してもこんな感じで困るよホントあはは〜と言っておいた。すると真剣に補聴器の購入を勧められ、なんかゴメンとなった。

妹がトイレから帰ってきて私たちが何の話をしていたのか訊いてきたので、補聴器の話と言うと 意味わからん と言いながら笑っていた。

お代は何故かIが奢ってくれたので、ありがたく厚意に甘えることにした。おじさんは最後までフレンドリーだった。

ちなみに、ランチの料金は1400円だった。このクオリティで1400円は安いと思う。リンクを貼っておく。

レガリエッタ
〒651-0086 兵庫県神戸市中央区磯上通6-1-15 JMTビル2F
4,000円(平均)1,000円(ランチ平均)

 

この日のメインイベントは神戸・須磨の水族館|神戸市立須磨海浜水族園に行くことだったので、電車に乗って移動した。電車の中でもIが妹にベタベタ触っては怒られていて、本当に私はよくIを殺さなかったなと思う。

水族館に行くの自体が15年ぶりくらいで、この水族館には初めて来たが、なかなか楽しかった。しかし、園内の動物のうち半分くらいが気持ち悪い系のもので、水族館ってこんなに気持ち悪かったっけ?と思った。写真を少し撮ったので載せる。あ、気持ち悪い魚の写真は撮ってないです。

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サメとか。

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チンアナゴ

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ペンギン。

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ラッコ (レプリカ)

ラッコは丁度ショーの時間で、人が多すぎて近づけなかった。

よく考えたら、鯛を食べた後に鯛を鑑賞しに行ったんだな。

ひととおり見たので帰ろうかという時に妹の具合が悪そうだったので、大丈夫?と訊いたら 生理やから と言われた。するとIがおんぶしようか?とか上着貸そうか?とかカバン持つよとか言っていて、優しいなやっぱり妹のことが好きな気持ちは本物かと安心した。

 

その後は妹の家に行き、妹に鎮痛剤を飲ませて休んでもらい、彼女が元気になったところで宅配ピザを食べた。隙あらばイチャつこうとするIにブチギレそうになったが、プリンを買ってきてくれたので許した。

そして21時頃、妹の家をあとにした。

 

 

帰りの電車はしんどかった。

触らんといて と怒ってはいたが、Iといる妹は幸せそうだった。私も幸せになりたいし、私だって誰かに愛されたい。しかし、誰も私のことなど愛していないのが現状だ。

クリスマスが近いせいか何なのか知らないが、繁華街にはカップルだらけで、街も人もキラキラと浮き足立っていて、目が眩んだ。